霊験あらたかな飯山小菅神社奥社

阿弥陀だよりの舞台にもなった、飯山小菅神社の奥社。前から気になっていたその場所へ、今回行く機会を得た。

深い杉林に囲まれた石畳の参道を進むと、途中からは登山道へと変わる。そう、これはどう見ても参道ではなく登山道である。

途中途中に特徴的な岩が点在し、奥宮直下は何と崖。鎖を使ってよじ登る。往復2時間程度だったが、濃密な時間だった。

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戸隠の隠れたパワースポット訪問

戸隠古道の地図を見ていたら、鏡池から少し行ったところに「不動尊摩崖仏」とある。

戸隠は何度も行っているが、そんな場所があることは今回初めて知り、俄然興味がわいてきた。

紅葉にはまだ少し早い晴れた秋に早速行ってみたが、比較的整備された遊歩道から突然獣道のようになり、崖の様な急坂を下った先に、それはあった。

いつ誰がどんな目的で彫ったか、まるで分らない謎の摩崖仏。こんな山奥の、手も届かないような岩の壁になぜ?

不思議さが募り、ロマンを掻き立てられました。

 

道中には、熊の爪痕も。遭遇しなくてよかった~(^^;)

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魅力の多い八ヶ岳赤岳登山道(美濃戸コース)

秋真っ盛りの好天に恵まれた日、八ヶ岳の赤岳に挑戦してみました。今回は美濃戸登山口からです。

 

まず出迎えてくれたのが、「普通車ならバンパーをする危険大」と噂される美濃戸口からの林道。「えっ、ここどうやって通過すればいいの?」と戸惑いながら、深いわだちを避けながらの慎重な走行に神経を使いました。

 

冷や汗をかきながら駐車場に到着すると、赤岳山荘で清らかな水をボトルに詰め登山スタートです。

往路に選んだ南沢コースは、岩がゴロゴロする歩きにくい道ですが、ゆるい傾斜が続き足元さえ気を付ければスイスイ進みます。

そして、このコースの十字路ともいえる行者小屋に着くと、赤岳や横岳の岸壁が目の前にそびえ、一気にテンションが上がります。

 

さあそこからは地蔵尾根コースに進路を取ると、勾配も一気に上がりはしごやくさりが連続します。そうしてぐんぐんと高度を上げていき稜線に出ると迎えてくれたのが、雲海に向こうに気高くそびえる霊峰富士。頂上に到達する前から、すでにここで感動は最高潮に達します。

天望荘の脇を抜け、いよいよ頂上直下の登攀に入りましたが、高度感のある鎖場が続き緊張を強いられます。しかし周りは絶景。「景色を見たい」「でも、足元に集中!」と落ち着かない気持ちで一歩一歩進めます。

 

雲一つない山頂での眺めはまさに筆舌に値しました。長野県の各名峰を一望にしつつ、普段はお目にかかれない東京や群馬の山々も良く見えます(名前が分からないのが少し残念ですが)。

 

下山コースに選んだ文三郎コースも、これまだ崖の様で「ここに登山コース設けるのは反則でしょう」とひとりツッコミを。

 

行者小屋からは、北沢コースに進路を取りゴールを目指します。

そしてこのコース、往路に選んだ南沢コースより距離はあるものの、赤岳鉱泉までの穏やかな道、そしてそこからは渓流沿いの涼しげなコースと、また違った魅力のある登山道でした。

 

さあ登山口まで無事到着しても、まだ気を抜くことはできません。

そう、美濃戸口までの恐怖の林道が待ち構えているのです。

往路にも増してバンパーをこする危険は高く、山頂直下の鎖場よりも緊張したのではないか?と思うほどのプレッシャーがかかる道のりでした。

 

さてこのように、起点と山頂を往復するピストンコースであるにも関わらず、全く違う道を辿ることが出来る美濃戸から赤岳の登山道は、沢山の魅力に富んだ素晴らしい登山道でした(車のバンパーが無事ならば)。

季節を変えてまた行ってみたい(次回は誰かの車で)。

 

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雨飾山は急登マニア御用達か?

10月の初旬、快晴の中雨飾山へ行ってきました。

今回は長野県の雨飾高原キャンプ場からスタート。歩き始めるとしばらくは渓流沿いを快調に進みますが、川を離れると途端に急坂がお出迎え。この傾斜のギャップがなかなかのものでしたが、そこから途切れることなく続く急登がこれでもかと。

途中でブナ林の美しさに浸りながら大きな沢に着くと、いよいよ山頂を仰ぎ見ることが出来ました。しかし…、そこからの傾斜がまたすごい。仰ぎ見るような角度で遥か上までに続くのが見て取れ、覚悟を決めました。

そこを登り切り笹の平で一息つくと、山頂直下もなかなかの激坂ぶりを発揮するこの山。

急登が好きな方には、たまらないコースですね。

 

山頂では、糸魚川市日本海も見下ろすことが出来、ここは海なし県の信州人にはテンションが上がる所です。

北アルプスも、日ごろ見慣れた方向とは逆から眺めることでまた違った表情を見せ、特に小蓮華山と白馬岳が重なるアングルは秀逸でした。

 

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富士見パノラマ プレミアム雲海ゴンドラと入笠山

9月の連休中日、早朝5:30から営業しているという富士見パノラマのプレミアム雲海ゴンドラに乗ってみました。

5:20に現地到着するも、すでに長蛇の列が。無料開放の効果がテキメンに表れている模様。

少し並んで搭乗し、標高を上げていくと期待通りの雲海が迎えてくれました。

登山愛好家の僕でもなかなか簡単には体験できない雲海を、こんな簡単に拝むこと出来ていいのだろうか?という気持ちも抱きながら、素敵な運航をして下さっているゴンドラ会社には感謝です。

入笠山からの眺めも絶景で、帰りに寄った大阿原湿原も静かで明るく開放的な空間がとても良かった。登山まで行かなくても山気分を味わい問いという人にピッタリですね。

 

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白駒池の苔

白駒池からニウまでトレッキングに行ってきました。

木漏れ日が、まるでスポットライトのように苔を照らし、幻想的な雰囲気の漂う遊歩道を行きます。

青苔荘を過ぎたあたりからは木々間から白駒池の湖面が覗け、そのまま暗い道を行くと、一転して明るい光のさす白駒湿原へ。

オシラビソの森を進んだその先に突然開けた場所がニュウでした。鋭く屹立した岩峰に立つと、八ヶ岳の向こうには富士山が神々しくそびえ、振り返ると白駒池を眼下に見下ろす風景は、おもわず感嘆の声をあげてしまうほどに素晴らしく、とてもドラマチックなトレッキングコースでした。

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好天に恵まれた、初秋の唐松岳

秋雨前線の切れ間、好天が予想された休日に、待ちわびたトレッキングに出掛けました。

今回の行先は、唐松岳です。低く雲の立ち込める八方尾根のゴンドラ乗り場。天気予報が外れたかな?との心配を抱きつつ、ゴンドラ・リフトと乗り継ぐと、そこはなんと運雲の上。空はすっきりと晴れ渡り、眼下には雲海を見下ろすという別世界が広がっていました。見渡す限り雲の海、遠くに見えるは山並の稜線のみという、正に天国のような光景です。

そんな中、秋の心地よい風を受けながら足は順調に歩みを進め、およそ3時間で山頂へ。山頂でも穏やかな天気と360度の展望に出迎えられ、標高2695mにて絶景をおかずに早めの昼食を。

山を下るにつれて下界の雲も晴れ、まさに年に数度あるかな以下の登山日和でした。

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